しっとり・ねっとりとした粘土状で、さらに繊維が多く含まれている粉末です。
実際に、どんな粉末なのでしょうか?
供給できるのでしょうか?
安息角が高い粉末であっても、粉末の流れ(流動性)はあります。
しかし、今回のテスト粉末は、粉末の流れ(流動性)はほとんどありません。
供給機は、ミリフィーダー(コイルフィーダー)を使用し、供給テストを行いました。**
今回の粉末は、粉末という感じではなく、粘土状のかたまりと言う感じでした。
また、繊維が多く含まれています。
そのため、粘土状の粉末と繊維が絡み合って、しっかり結びついている状態でした。
土壁のような状態です。
粉末に流れがないため、常に上から押し込まないと供給機に入っていきません。
また、供給機に付着してしまい、搬送されず、供給口までなかなかたどり着きません。
そして、繊維がコイルに絡んでしまい、供給も困難です。
供給できたとしても、大きな塊で落ちてしまいます。